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【保存版】エンジニアが知っておきたい法知識。ソースコード著作権&開発契約を元エンジニア弁護士に聞く!
ソースコードを「参考にする」と「パクる」の境界線はどこか
具体的には、あるアプリケーションの雰囲気、UX、レイアウトといった部分は実は表現ではなくアイデアなので、真似してもいいんです。むしろそれを禁止されてしまうと何もできなくなってしまいます。
- 池田
- ソースコードの著作権は、法律でどう解釈されるのか気になります。「参考にする(合法)」のと、「パクる(違法)」の違いはどこにあるのでしょうか?
- 河瀬
- 著作権の基本的な思想として、「アイデア・表現二分論」という話があります。要約すると、著作物を「アイデア」と「表現」に二分した場合、著作権で保護されるのは表現の部分だけということです。
その点を踏まえた上でソースコードに関して言うと、コピペ以外はほぼパクリではないと言ってしまってもいいと思います。
プログラム言語やアルゴリズムは著作権保護の対象とはなっていませんが、プログラム言語によって作られたソースコードは対象ですので、ほぼコピペした状態で「自分の制作物だ」として公開するのは危険です。
- 池田
- ソースは丸写しでも、変数名を変えれば「アイデア」になるのですか?
- 河瀬
- いえ、それでは「パクリ」と解釈されるでしょう。しかし、多少加工することで、加工前のソースコードが持っていた「表現」は、加工後のソースコードにおいて、「アイデア」のレベルに過ぎなくなり、結局、違法(パクリ)と断定できないケースが多いことも事実です。
- 池田
- 制作時のイメージを仮組みするために、一時的に他者が公開しているソースコードや画像を借りる場合もあると思います。うっかりそのまま自分の制作物として公開しないよう、注意が必要ですね。
知らなかった。そう言われるとそうかもしれないですが・・・。
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2019/10/13
フリマアプリで、フリル、メルカリ、PayPayフリマのUIがパクりまくっているという話がありますが、別にいいんですねと。
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