暗号がカネになる ビットコインのからくり
ブルーバックスの本で、技術的な解説と経済的な解説が2人によってなされている。技術的な話はまぁまぁ理解できた。著者の立ち位置として、ビットコイン推しの人の本で、国家による通貨の危うさなどを説いている。自分としては、ビットコインのマイニングによって与えられる、しかもどんどんなるのに与えられる量は減っている「仕組み」というのが理解できないです。最初に持っていた人=開発者が得をするだけなのでは、という感想。
基準値のからくり
ブルーバックスの本。けっこう真面目に書かれていて、面白かったです。卵の賞味期限、消費期限の決め方や、携帯電話の電波は15cm人体から話しましょう、の人体の定義(塩水の袋)などなど。制度が変わることで基準がころころ変わったりしているのも大変ですね。個人的には放射線測定が気になりますが・・・どうしようもありませんけど。
進撃の巨人と解剖学
ブルーバックス。解剖学の先生(養老 孟司の弟子だそうです)が書いた本。著者と対談なりコンタクトしていないのが残念。同じ講談社ですし、何とかならなかったのでしょうか。本の内容としては、人体を解剖学的に説明(骨とか筋肉とか)して、それが進撃でどうかかれているかを論じる内容です。勉強にはなったが、残念。
なぜ蚊は人を襲うのか
岩波科学ライブラリー。蚊の研究者の本。なかなか「なぜ」なのかを説明してくれない。このシリーズはだいたいそうなんでしょうか。ハトも同じでしたけど。
ハトはなぜ首を振って歩くのか
岩波科学ライブラリー。ハトの本。二足歩行の研究をしている沖縄の研究者のようです。なぜ、の答えまでの前置きが長い。視野の問題と、運動の補助のようですが、未解明の部分も多いようです。面白かった。
連鎖する大地震
岩波科学ライブラリー。パラパラ読んだだけ。データをプロットすると、地震のマグニチュードと頻度が曲線に乗るらしいです。グーテンベルク・リヒターの関係と呼ぶとか。他にもそういう関係があるとか。日本人研究者がけっこういろいろな法則を発見しているとか。地震大国と呼ばれているだけはありますね?しかし予知技術とかはどうなんでしょうか。読み飛ばしてしまったかもしれないが・・・。
iPS細胞はいつ患者に届くのか
塚崎朝子 岩波科学ライブラリー
iPS細胞を広く利用するための過程などを書いた本。ちょっと感情的な面や、努力推しの雰囲気です。科学なのに、最後は人の感情でどうにかする、って話なんですかね。ガンダム逆襲のシャアを少し思い出しました。
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